新型コロナウイルス感染症の影響で苦境にある飲食店を応援するプレミアム付き食事券の配布が８日、福島市の福島商工会議所で始まった。各地の商議所や商工会が参加店を募集し、参加店が９月末まで食事券を店頭販売する。
食事券は県が「がんばる地元（おらほ）の飲食店応援（エール）券」として発行している。１枚１０００円の食事券に、個人店は２００円分、法人店は１００円分の価値を上乗せし、顧客がお得に飲食できる。上乗せ分は県が参加店に還元する。前払い制で飲食店の現金収入の確保につなげる。参加店への配布枚数は個人店９００枚、法人店１８００枚まで。顧客への販売枚数は制限がなく、来年１月末まで購入元の店舗とその系列店で利用できる。
福島市のレストラン「岩代家敷大王」を経営するダイオーの佐藤卓宏社長（３７）は初日に食事券の配布を受け「既に１００枚の購入希望をもらっている。徐々に客足が回復してきており、食事券が売り上げにつながれば」と話した。
参加の申し込みは７月末まで、各地の商議所や商工会で受け付けている。問い合わせは県商工総務課（電話０２４・５２１・８５３１）または商議所、商工会へ。
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June 09, 2020 at 07:32AM
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福島で「プレミアム食事券」配布開始 参加店が９月末まで販売 - 福島民友
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