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Wednesday, December 15, 2021

2022年1月から混雑する屋内イベントや団体旅行への参加に衛生パスの提示を義務付け(アルゼンチン) | ビジネス短信 - ジェトロ(日本貿易振興機構)

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アルゼンチン政府は、13歳以上の国民を対象に、団体旅行や人の集まる屋内外でのイベントへの参加に際して、新型コロナワクチン接種証明書である「衛生パス」の提示を2022年1月1日から義務付けると発表した。政府は、衛生パス導入の目的を「ワクチン接種をさらに促し、感染リスクの高い活動をより安全に行うため」としている。

2021年12月13日に公布した行政決議第1198/2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、以下の活動に参加する13歳以上の国民は、参加する14日前までに2度のワクチン接種を完了したことを示す、衛生パスの提示が必要だ。

  • 学生の修学旅行、高齢者の旅行などの団体旅行。
  • 屋内でのディスコ、ダンスホールなど。
  • 屋内でのパーティー会場など。
  • 1,000人以上の屋内外でのイベント。

衛生パスは、政府指定のアプリ「CUIDAR(クイダール)」での表示が条件だが、アプリにアクセスできない場合は、管轄当局が発行する紙媒体またはデジタル版の接種証明の提示を認める。

なお、ブエノスアイレス州政府は、連邦政府よりも厳しい、衛生パスの導入を発表した。12月6日付のブエノスアイレス州決議第460-MJGM-2021号外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、2021年12月21日から以下の活動に参加する13歳以上の居住者には、参加する14日前までに2度のワクチン接種を完了したことを示す衛生パス「COVIDフリーパス」の提示を求める。

  • 屋内での文化、スポーツ、宗教、娯楽などの活動で、文化センター、ジム、映画館、スポーツイベントなど。パーティー会場、ディスコ、結婚式、多くの人が集う集会、バー、レストラン。
  • 州の公共施設において対面での対応を求める場合。
  • 人が多く集まる民間機関において対面での対応を求める場合。
  • 官民問わず、対面での顧客対応を行う労働者。

ブエノスアイレス市政府のフェルナン・キロス保健相は12月14日、市内ではこれまでもパーティー会場やイベントの参加にはワクチン接種が求められていたことから、「連邦政府の発表によって大きな変化は生じない」「市独自の衛生パスも導入しない」と述べた。

全国の12月13日時点のワクチン接種状況は、1回目接種完了が全国民の約82%、2度のワクチン接種完了は約68%となっている。3回目のブースター接種は、2度の接種が完了してから5カ月後に開始する予定だが、現時点で既に306万人以上(約6%)が接種済みだ。

(山木シルビア)

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理化学研究所のWellcome Leapグローバルネットワークへの加盟について - 理化学研究所

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2021年12月15日

理化学研究所

理化学研究所(理研)は、Wellcome Leap(Leap)と包括的な協定(Master Academic Research Funding Agreement, MARFA)を締結し、世界トップクラスの大学や研究機関が参加するLeapのグローバルネットワークに日本の機関として初めて加盟しました。Leapが実施する人間の健康に関する複雑な課題を対象とした研究開発プログラムは、グローバル課題に積極的に取り組む理研の理念に沿った野心的なものであり、今後理研の本格的な参画が期待されます。

協定の概要

背景

Leapは医学研究支援等を目的とした英国ウェルカム・トラスト(The Wellcome Trust)を母体とする米国の非営利公益法人で、既存の助成プログラムでは扱いづらい分野や方法による科学の飛躍的発展を目指し、2021年1月に21機関によるグローバルネットワークを形成しました。ここには米国マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学、英国フランシス・クリック研究所、英国サンガー研究所など、世界の主要な学術・研究機関が加盟していますが、アジアからの加盟はシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)とシンガポール国立大学のみでした。

このネットワークでは大胆な研究開発プログラムを構築して実行に移し、「不可能と思われる結果を不可能と思われるスケジュールで」実証することを目的としています。Leapの研究開発プログラムは特定のテーマに基づき、テーマ毎に任命されるプログラムディレクターの強い権限のもとに実施されます。

協定締結日

2021年9月15日

協定の目的

本協定は、理研がLeapの研究開発プログラムに参加する際の成果の公表や知財の取り扱いなどの枠組みについて合意し、研究開発の実施が相互に利益をもたらし、科学知識の発展を促進させることを確認するものです。本協定を締結することで、理研がLeapの研究開発プログラムに応募してプロジェクトが採択された場合、Leapとの間で研究内容に特化した計画書を締結するだけで迅速にプロジェクトを開始することができます。

今後の取組

Leapのグローバルネットワークへの加盟により、今後理研がLeapの研究開発プログラムに参画する可能性が得られました。理研はグローバルネットワークの一員として、研究力を強化し、人々の健康問題の解決に向けて貢献していきます。

関連リンク

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