裁断した茶葉を集め、蒸し器に入れる地区男性に渡す平坂心麦さん（左）＝朝日町蛭谷のバタバタ茶伝承館で
朝日町蛭谷のバタバタ茶伝承館で一日にあった茶葉の加工作業には同町さみさと小学校六年の平坂心麦（こむぎ）さん（１２）が三年連続して参加。裁断した茶葉を蒸し器まで運ぶ作業をした。
二〇一七年に同町なないろＫＡＮであったヤブキタ種の茶葉から紅茶を作るイベントに参加したのをきっかけに茶に興味を持った。翌年から同じ茶葉からつくるバタバタ茶の加工作業に参加し、夏休みの自由研究にしてきた。
平坂さんは「バタバタ茶はいろんな工程があり、それを乗り越えるとおいしいお茶になることが分かった」と三年間学んだ成果を話した。 （松本芳孝）
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