香川県や岡山県の島々などを舞台に来年開かれる現代アートの祭典、瀬戸内国際芸術祭の企画発表会が9日、東京で開かれ、参加するアーティストが紹介されたほか、今回は来場者の周遊を図るため、島以外の地域でも作品を展開することを明らかにしました。
瀬戸内国際芸術祭は、香川県や岡山県の島々などを舞台に3年に1度行われる現代アートの祭典で、来年4月から11月までの間、3つの会期に分けて合わせて105日間にわたり開催されます。
9日、東京・中央区で開かれた企画発表会では、感染対策として参加者を協賛企業や報道関係者などにかぎり、オンラインで配信しました。
発表によりますと、来年の芸術祭には世界的なデザイナーのコシノジュンコさんや、現代芸術家の日比野克彦さんなど、これまでに71組のアーティストやプロジェクトが参加を表明しているということです。
また、新たな取り組みとして、島のほかに、高松市の屋島、坂出市の王越地区、丸亀市と多度津町の県内の4つの地域も会場に、作品やイベントを展開して来場者の周遊を図りたいとしています。
実行委員会の北川フラム総合ディレクターは「これまでの芸術祭で島は元気になった一方で、訪れる人と一緒に楽しみたいという島以外の香川県の人たちがとても多かったので、今回の芸術祭に関われるような仕組みづくりを意識した」と話していました。
芸術祭の鑑賞に必要なパスポートの先行販売も9日から始まり、スマートフォンのアプリを通じて購入できるということです。
からの記事と詳細 ( 来年の瀬戸内国際芸術祭 島以外の地域でも作品展開へ|NHK 香川県のニュース - NHK NEWS WEB )
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