新型コロナの影響で今もさまざまなイベントが中止になる中、毎年この時期に行われる東京・江東区のマラソン大会は、GPSを活用することでどこでも好きな時間に走ることができる「オンラインマラソン」の形で開催されます。
「江東シーサイドマラソン」は昭和56年から40年続く大会で、東京湾を眺めながら走れることから新型コロナ前までは全国からおよそ4000人が参加する人気イベントとなっていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で去年は中止となり、ことしも、これまでのスタイルでの開催は断念することを決め、区では違う形で行うことはできないかと検討を重ねた結果、GPSを活用したオンライン形式で開催することになりました。
具体的には、参加者はGPS機能が付いたスマートフォンや時計を身につけ、おもいおもいのコースでハーフマラソンか10キロを走ったあと、そのデータを運営に送信すればゴールしたことになります。
開催の期間は今月28日から来月11日までの2週間で、走るコースだけでなく時間も自由に設定することができ、参加賞として区オリジナルのTシャツがもらえるということです。
このオンラインマラソンは各地の大会でも採用されていて、「ウィズコロナ」で密を避け、時間や場所を選ばずに気軽に参加できる新たなスタイルとして注目されています。
江東区スポーツ振興課の岩崎裕之課長は「区の伝統をつなげていくためにも、どんな形でも開催につなげられてよかった。来年こそはリアルで開催できるように準備をしていきたい」と話していました。
「江東シーサイドオンラインマラソン」の参加費は2000円で、今月14日まで申し込みを受け付けています。
申し込みは大会のエントリーページで受け付けて、詳しい参加方法などについては、大会エントリー事務局が電話でも問い合わせに応じているということです。
電話番号はフリーダイヤル0120−711−951です。
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