
東京パラリンピックの会場で都内の学校の子どもたちが競技を見る「学校連携観戦」が25日から始まり、期間中、2万人余りが参加する見通しになりました。
東京パラリンピックは原則、無観客で行われる一方、学校連携観戦は、教育的な意義を重視して希望者のみで安全対策を講じて実施されます。
都の教育委員会によりますと、公立の学校で参加するのは24日の時点で、新宿区、渋谷区、杉並区、八王子市の幼稚園児と小・中学生合わせて2万人余りと、6つの都立高校などの生徒およそ500人の、合わせて2万500人余りです。
このほか、港区が参加を検討しているということです。
子どもたちは来月5日までの期間中、合わせて9つの会場で8つの競技を見る予定で、初日の25日は、4つの学校が東京体育館と国立代々木競技場に行くことになっています。
参加する子どもたちや引率の教員は、希望すれば事前にPCR検査を受けられるということで、検査キットは都の教育委員会が用意します。
一方、都によりますと、24日の時点で学校連携観戦に参加する予定の私立の学校は、合わせて22の幼稚園と中学校、高校で、3770人です。
都内では今月18日時点で、公立でおよそ13万2000人、私立でおよそ6000人が参加予定でしたが、感染状況の悪化でとりやめる学校が相次いだ形になりました。
観戦する学校 子どもの数は
区立と市立の学校では、
▽新宿区は39校の7538人が国立競技場に
▽渋谷区は30校の9108人が国立競技場と東京体育館、国立代々木競技場に
▽杉並区は47校の3108人が国立代々木競技場、武蔵野の森総合スポーツプラザ、有明アリーナ、有明体操競技場に
▽八王子市は3校の340人が武蔵野の森総合スポーツプラザに
それぞれ競技を見に行きます。
合わせて119校、2万94人です。
都立の学校では
▽広尾高校は25日、1人が東京体育館で卓球を
▽松原高校は来月3日に10人が東京体育館で卓球を
▽荒川商業高校は27日、42人が日本武道館で柔道を
▽久留米西高校は今月28日に20人が夢の島公園アーチェリー場でアーチェリーを
▽桜修館中等教育学校は25日と26日、27日に258人が国立代々木競技場で車いすラグビーを
▽南多摩中等教育学校は今月28日に158人が国立競技場で陸上を、それぞれ観戦します。
6校で合わせて489人です。
幼稚園や学校の区分ごとでは
▽幼稚園が136人
▽小学校が1万4570人
▽中学校が5388人
▽高校と中高一貫教育校が489人です。
からの記事と詳細 ( 都内のパラリンピックの学校観戦参加は2万人余 - NHK NEWS WEB )
https://ift.tt/3muYzf1
No comments:
Post a Comment