2020年07月12日20時34分
九州各地を襲った豪雨で、家屋が浸水するなどした被災地では12日、休日を利用したボランティアによる支援が本格化した。新型コロナウイルス対策のため県をまたぐ募集は見送られたが、それでも受け入れの想定を上回るほど多くの人が訪れ、復興に向け汗を流した。
球磨川の氾濫で大きな被害が出た熊本県人吉市では、計236人のボランティアが駆け付け、予定の200人に達したため、1時間早めて受け付けを締め切った。前日は強い雨で作業を中止したが、日差しが戻り気温も上昇。検温を済ませ、マスクを着けた参加者は、熱中症に注意しながら被災家屋の片付けに精を出した。
市内の高校2年溝口郷さん(16)は、地域について学ぶ活動の際に世話になった茶葉製造会社で泥出し作業をした。「重労働だが、ありがとうと言われると頑張れる」。登山の予定を変更して友人4人と訪れた熊本市の高屋敷しのさん(49)は「被害は想像以上。少しでも力になれるよう週末ごとに通いたい」と話した。
川沿いにあり、2メートル近く浸水した内山クリニックの内山順誠理事長(48)は「衛生環境の悪化を心配していた。ものすごく助かった」と感謝を述べた。
この日からボランティアの受け入れを始めた大分県日田市の天ケ瀬温泉街にも、時折雨が降る中、多くの参加者が集まった。想定した80人の3倍近い224人が訪れ、ボランティアセンターの作業振り分けが間に合わない一幕も。担当者は「ニーズの整理が不十分だった」と反省する一方、「きょうは初日でしかも日曜日。今後どれだけ継続的に来てもらえるか心配だ」と不安も口にした。
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July 12, 2020 at 06:34PM
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ボランティア本格化 コロナ、熱中症も配慮―想定上回る参加に感謝・九州豪雨 - 時事通信ニュース
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