Biasa Aja: プロ棋士と対局楽しむ浜名湖囲碁まつりの参加者ら笑顔

Sunday, November 29, 2020

下島陽平八段（左）と対局を楽しむ参加者＝浜松市西区で

　プロ棋士との対局が楽しめる「第六回浜名湖囲碁まつり」（中日新聞東海本社後援）が二十九日、浜松市西区のホテル「ＴＨＥ　ＨＡＭＡＮＡＫＯ」で始まった。初日は県内外から事前に申し込んだ約五十人が、プロ棋士と交流を楽しんだ。十二月二日まで四日間の開催。

　開会式で実行委員長の鈴木広和・日本棋院県浜北支部長は「笑顔で楽しく碁を打ち、みなさんの思い出の一ページになることを期待している」。羽根直樹九段は「無事に四日間終えるのが何より大切。みんなでイベントを成功させましょう」とあいさつした。

　式が終わると参加者は、プロ棋士との対局や、他の参加者との交流を楽しんだ。攻め方を教わったり、談笑したりしていた。

　下島陽平八段と対局した静岡市葵区の八木洋子さん（７６）は「コロナ禍でも、こんなににぎやかな碁会が開かれ、いろいろな人と交流できて楽しい」と笑顔。

　下島八段は「全国でこういうイベントが中止になっている中、開催にこぎつけた実行委の方には頭が下がる。棋士を応援してくださる、参加者の皆さんの温かさも感じられて、とてもうれしい」と話した。　（山手涼馬）

Biasa Aja