酒席伴う会合に参加 宮城・自民県議集団感染 「脇が甘い」批判の声
宮城県議会(定数59、欠員2)の最大会派「自民党・県民会議」(32人)で、新型コロナウイルスの集団感染が発覚した。23日に8人の陽性が判明し、感染した議員は計10人に。接触があった陰性の4人を加えた14人は、酒席を伴う17日の会合に参加したとみられ、25日開会の11月定例会を当面欠席する見通し。同僚からは「気の緩み」「感染経緯の説明が必要」といった声が漏れた。
自民会派では21日に大崎市の60代男性議員、22日には同県大河原町の50代男性議員の感染が判明。議員55人を対象とした同日のPCR検査で、会派内の感染拡大が明らかになった。県は「調査中」としているが、クラスター(感染者集団)の可能性も拭えない。
自民会派の村上智行会長は「感染対策を徹底してきたが、結果的に注意が足りなかった」と陳謝した。会派は1日、会長や幹事長ら役員人事を一新したばかり。引き継ぎで新旧役員がマスクを外して飲食する機会も複数回あったという。村上氏は「批判は真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。
感染が判明した議員は「他議員と長い時間話す機会がいつも以上に増えた」と釈明。別の議員は「脇が甘いと言われても仕方がない」と肩を落とした。
他会派からは、原因究明と再発防止の取り組みを求める意見が出た。自民会派とともに村井嘉浩知事を支える県政与党を構成する公明党県議団(4人)の伊藤和博会長は「議会全体の意識が問われる話。これまで以上に対策の徹底が必要だ」と訴えた。
立憲民主党などの第2会派「みやぎ県民の声」(10人)の太田稔郎幹事長は「県民の代表として、しっかり対応しなければならない」と強調。共産党県議団(5人)の三浦一敏団長は「自民会派でなぜ感染が集中したのか、県民への説明責任がある」と指摘した。
東北電力女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働に対する賛否で注目された9月定例会が終わり、議会内には「重要案件が少なく、11月定例会で大きな混乱はないだろう」との声もある。石川光次郎議長は「県議は議会活動のほかに、幅広い政務活動もある。なお一層、気を引き締めなくてはならない」と述べた。
県内で政治家の感染が相次ぐ現状について、村井知事は「行政関係者が感染すると、いろいろな社会活動に影響を及ぼす。とにかくみんなで注意することが大切だ」と呼び掛けた。
2020年11月24日火曜日
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