夏の全国高校野球の中止を受けて道高野連＝北海道高校野球連盟が独自に開催する大会のうち、最も参加チームの多い札幌支部大会が始まりました。
道高野連が開催する１０の支部大会のうち、１８日は、すでに開幕した函館支部と釧根支部を除いた８つの支部で大会が始まり、道内最多５６チームが参加する札幌支部では３つの球場で試合が行われました。
札幌市中央区の円山球場で行われた第１試合では、札幌稲雲高校と野幌、札幌白陵、札幌南陵の３つの高校による連合チームが対戦しました。
試合は、札幌稲雲高校が８対２とリードして迎えた５回に５者連続のヒットで一挙に５点を加えて１３対２とし、５回コールドで勝ちました。
大会は控えの部員と保護者のみ観戦が認められていて、拍手や声援が送られていました。
札幌稲雲高校のキャプテン、西村考貴選手は「感謝の気持ちで１球１球、大事にプレーしました。どんな状況でも自分たちのやることは変わらないので、大事に戦って勝ち進みたい」と話していました。
それぞれの支部大会を勝ち抜いたチームは、来月開催される南北の道大会に進むことになっています。
【大会の日程は】
夏の全国高校野球の中止を受けて道高野連＝北海道高校野球連盟が独自に開催する大会は１０の支部すべてで開幕し、今月２６日までに南北の道大会の出場チームが決まります。
道高野連が独自に開催するのは１０の支部大会と来月に予定されている南北の道大会で、南北の道大会には支部大会を勝ち抜いた１６チームずつが出場します。支部大会は土日や祝日を中心に行われます。
日程が順調に進めば、南北海道の４つの支部大会のうち、▽札幌支部は今月２５日に、▽函館支部と小樽支部、室蘭支部は今月２６日に道大会の出場チームが決まります。
北北海道の６つの支部のうち、▽釧根支部は今月２１日、▽空知支部と旭川支部、名寄支部と北見支部、十勝支部は今月２４日から２６日にかけて道大会の出場チームが決まります。
▽南北海道大会は８月３日から９日まで札幌市中央区の円山球場で、▽北北海道大会は８月５日から１１日まで旭川市のスタルヒン球場で行われます。
いずれの大会も控えの野球部員や保護者の観戦は認めるものの、原則、無観客で行われます。
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July 18, 2020 at 09:26AM
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