成人年齢が来年4月から18歳に引き下げられることを受けて、県内の各自治体では「成人式」に参加する年齢について検討しています。
こうした中、鹿児島市では、名称を変えたうえで、これまでどおり20歳を対象とした式典を実施することになりました。
平成30年6月の民法改正を受けて、来年4月1日からは成人年齢が18歳に引き下げられます。
「成人式」は従来20歳を対象としていることから、県内の各自治体は再来年以降のあり方について検討を始めていて、このうち鹿児島市では、これまでどおり20歳を対象とした式典を実施することになりました。
鹿児島市によりますと、名称を「はたちの集い」に変えたうえで、従来どおり成人の日を含む1月の3連休中に実施するということです。
市によりますと、18歳以上の鹿児島市民1000人と教育関係者2000人を対象にアンケートを行った結果、20歳での実施を希望したのが50.8%で、28.4%だった18歳での実施を大きく上回ったということです。
市は「18歳を対象とした場合、就職や進学の時期と重なり、参加者の減少が見込まれることが理由ではないか」としています。
NHKは、再来年の「成人式」をどうするかについて、県内のすべての自治体に取材しました。
これまでどおり20歳を対象にすることを決めたのは、薩摩川内市、南九州市、志布志市など15の市と町です。
また、霧島市、鹿屋市、奄美市など16の市町村は、20歳を対象にする方向で調整中です。
そして、南さつま市、阿久根市、屋久島町など12の市町村は、18歳を対象にするかも含めて検討しているということです。
成人年齢が18歳に引き下げられることで式典の名称にも影響が出ていて、多くの自治体が「はたちを祝う会」や「はたちの集い」などに変更する予定です。
一方、開催日時については、ほとんどの自治体が例年どおりの予定となっています。
からの記事と詳細 ( 「成人式」鹿児島市は名称変えて20歳対象に式典実施へ|NHK 鹿児島県のニュース - nhk.or.jp )
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