Jリーグとヤフーは1日、サポーターが「ヤフー防災模試」の点数を競い合う、クラブ対抗の「ソナエルJapan杯」を開催すると発表した。 9月1日は「防災の日」。98年前のこの日、関東大震災が発生した。「ヤフー防災模試」ではこれまで「台風・豪雨編」が提供されていたが、この日にあわせて「地震編」が公開された。 「ヤフー防災模試」の受験者データには地域差があり、これまでに大きな災害があった地域や南海トラフ地震が想定されている地域は、得点が高い傾向があるという。 「ソナエルJapan杯」では、Jリーグ全57クラブを地域別に分けた予選ラウンド(1日~12日)と、OB会も参加する決勝ラウンド(17日~20日)が行われる。リーグ戦と同じ勝ち点方式で競い、60点未満は勝ち点0、60点以上80点未満は勝ち点1、80点以上は勝ち点3が加算される。「ヤフー防災模試」を受験後、ニックネームの欄に応援するクラブの略称を併記し、ハッシュタグ「#備えるが勝ち」を付けてツイッターに投稿することで参加できる。優勝クラブには盾が贈呈されるという。 サンフレッチェ広島で長くプレーした、Jリーグ選手OB会の佐藤寿人会長(39)は、「広島はどちらかというと自然災害が多くない地域で、防災の知識が低かった。近年は線状降水帯で雨雲がとどまり、予想できない被害が起きてしまう。知っておけば防げたことは、生活の中で感じる。防災模試を通して多くの方に知って欲しい」と思いを発信した。 東日本大震災が発生した11年に鹿島アントラーズに在籍していた中田浩二副会長(42)は、クラブハウスやスタジアムの被害を目の当たりにしたという。「東日本大震災のときは何も考えていなくて、何もできなかった。最低限備えて的確な行動をすることで、防げることはたくさんある」と話した。
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