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Tuesday, August 3, 2021

国際化学オリンピック参加生徒の成績及び文部科学大臣表彰受賞者等の決定について:文部科学省 - 文部科学省

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1.受賞状況

銀メダル3名、銅メダル1名
(上記4名が文部科学大臣表彰を受賞する。)
※ 金メダルは参加者の約1割、銀メダルは約2割、銅メダルは約3割の割合で与えられる。

2.参加者

4名の高校生

3.受賞者詳細

◎小池(こいけ) 佑弥(ゆうや)さん    名古屋市立向陽高等学校(愛知県)     3年  (17歳)   銀メダル
◎竹本(たけもと) 隆弘(たかひろ)さん  洛南高等学校(京都府)            3年  (17歳)   銀メダル
◎西浦(にしうら) 洸平(こうへい)さん  京都府立園部高等学校(京都府)       3年  (17歳)   銀メダル
◎一瀬(いっせ) 陽日(はるひ)さん    東京都立小石川中等教育学校(東京都)  5年  (16歳)   銅メダル
(年齢は本大会終了時点のもの)
(文部科学大臣表彰受賞者を◎、文部科学大臣特別賞受賞者を〇で示す)

4.参加国数/人数

85か国・地域/312名

5.場所/期間

リモート開催(大会主催国:日本)/令和3年7月25日(日曜日)~8月2日(月曜日)(日本時間)

6.派遣機関

「夢・化学-21」委員会、公益社団法人日本化学会

◆大会概要

・国際化学オリンピックは1968年に東欧3か国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)にて第1回大会が開催された。
・2021年の日本大会(リモート大会)は、第53回目。日本での開催は2010年に続いて2回目。
・日本は、2003年から参加を開始し、毎年4名の生徒を派遣。本年は19回目の参加。
・昨年のトルコ大会は、60か国・地域、235名の生徒が参加し、日本の成績は銀メダル4名であった。
・本年の日本大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりリモートにより開催され、85か国・地域から312名の生徒が参加し、日本は銀メダルが3名、銅メダルが1名であった。
・2022年の第54回国際化学オリンピックは、中国・天津で開催される予定。
 

◆日本代表団(参加生徒)の日程

令和3年7月25日(日曜日) オンライン(VR)開会式
           28日(水曜日) リモート試験(理論試験のみ)
           29日(木曜日) オンラインアクティビティ(Spring-8 バーチャルツアー)
            30日(金曜日) オンラインアクティビティ(予定されていた実験試験のビデオ解説)
            31日(土曜日) オンラインアクティビティ(リモート観光、仏像修復など文化体験)
      8月 2日(月曜日) オンライン(VR)表彰式・閉会式

◆参加生徒

◎小池(こいけ) 佑弥(ゆうや)さん    名古屋市立向陽高等学校(愛知県)     3年   (17歳)   銀メダル
◎竹本(たけもと) 隆弘(たかひろ)さん  洛南高等学校(京都府)            3年  (17歳)   銀メダル
◎西浦(にしうら) 洸平(こうへい)さん  京都府立園部高等学校(京都府)       3年  (17歳)   銀メダル
◎一瀬(いっせ) 陽日(はるひ)さん    東京都立小石川中等教育学校(東京都)  5年  (16歳)   銅メダル
(文部科学大臣表彰受賞者を◎、文部科学大臣特別賞受賞者を〇で示す)

◆国際化学オリンピックにおける過去3年間の日本代表の成績

2018年(第50回 スロバキア・ブラチスラバ & チェコ・プラハ大会)
 金メダル1名、銀メダル2名、銅メダル1名(参加規模:76か国・地域、300名)
2019年(第51回 フランス・パリ大会)
 金メダル2名、銀メダル2名(参加規模:80か国・地域、309名)
2020年(第52回 トルコ・イスタンブール大会(オンライン開催))
 銀メダル4名(参加規模:60か国・地域、235名)

◆国際化学オリンピック(IChO=International Chemistry Olympiad)について

1968年に東欧3か国(ハンガリー、旧チェコスロバキア、ポーランド)が始めた高校生の学力試験から発展した、1年に1度開催される「化学」の国際大会である。参加資格があるのは高校生または高校と同等の学校(ただし高校相当の学年)に在学する20歳未満の生徒となる。
大会は世界の高校生が一堂に会し、化学の実力を競うと同時に親交を深めることを目的としている。毎年7月に10日間の日程で開催され、生徒らはそれぞれ5時間の実験課題と理論問題に挑戦する。2021年は日本が主催する大会であったが、COVID-19感染防止の為リモート大会となり、5時間の理論試験のみが各国で行われ、実験課題は行われなかった。成績優秀者には金メダル(参加者の約1割)、銀メダル(同約2割)、銅メダル(同約3割)が授与される。
日本は2003年のアテネ大会より参加している。

◆化学グランプリについて

「化学グランプリ」は、国際的にも通用する若い化学者を育てることを目的として、「夢・化学-21」委員会と日本化学会化学教育協議会が1998年、東京と仙台の2か所で試験的に実施したのが始まりである。翌1999年から、「化学グランプリ」(2012年改称)として全国規模で開催されるようになり、今日では参加者が4000人近くになる大会に発展している。毎年、本大会の参加者から「国際化学オリンピック」への代表候補生徒を選抜しており、参加者のうち高校2年生までの成績優秀者約20名が代表一次候補生徒として推薦されている。

◆ 本参考資料に関するお問合せ先

公益社団法人日本化学会/大倉、日置
 TEL:080-7398-0468/FAX03-3292-6318/Mail grand-prix@chemistry.or.jp
一般社団法人日本化学工業協会/山縣(「夢・化学-21」委員会)
 TEL:03-3297-2590/FAX03-3297-2615
○ ホームページ
https://icho.csj.jp/
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