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Tuesday, June 22, 2021

職域接種 福岡でも本格化 中小企業は「集団参加」 “支援パック”も登場|ニュース・天気|TNC テレビ西日本 - tnc.co.jp

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1000人以上の職場単位で行う、ワクチンの職域接種。

福岡市では、通常は困難な従業員の少ない中小企業の接種を可能にする取り組みも始まっています。

22日、福岡市・天神の会議室で行われた集団接種。

集まったのは、ベンチャー企業など約60の中小企業に勤める人たちです。

ベンチャー企業への投資を行う福岡市の会社とクリニックが手を組んで、複数の企業による「合同接種」を実現しました。

◆タイミー西日本支社 柿原弘明さん
「中小企業というのは従業員数が少ないので、どうしても自治体のワクチン接種を受けるという選択肢しかなかったんですけども、こういった機会をいただけるということで希望を出させていただきました」

合同接種に参加したこちらの企業は、福岡に進出してまだ1年足らず。

20~30代の約10人が働く若い会社です。

今週から本格化したワクチンの職域接種は、「最低1000人以上」が参加することが条件のため中小企業には実施が困難で、この会社も単独では不可能だったといいます。

◆タイミ-西日本支社 柿原弘明さん
「どうしても若い年齢層は後回しになるのかなと思ったので、(中小企業でも)職域接種ができる可能性が見えてきたというのが1番嬉しく思っているということ。今後合同での職域接種が加速する体制だったり、仕組み作りができることを期待しております」

◆ゼロマチクリニック天神 古賀俊介医師
「64歳以下の方で打ちたい方に早く届けるためにも、僕らのできる範囲で職域接種をやっていきたなと思いますし、早く打ちたいっていう方たちに対してワクチン接種を届けることができるのが一番の価値かなと思います」

このほか、地場の大手企業や大学でも職域接種に向けた準備が進んでいます。

久留米大学は学生や教職員約7000人などを対象に、6月末にも開始する予定で、附属病院や医学部の医師らが接種にあたります。

◆久留米市 大久保市長
「全国1早いワクチン接種が実現し、そしてコロナに打ち勝ち新しい日常を作っていく、こういった街作りを考えています」

一方、西鉄は4月に博多区に設けた自前のコンベンション施設を会場に、23日から職域接種を行います。

対象は、不特定多数と接する機会の多い鉄道やバス事業の従業員約1万2000人です。

さらに西鉄は、コロナ禍で本業の苦戦が続くなか、ニーズの高い職域接種をビジネスに結びつけています。

中核となっているのはグループ内の旅行部門です。

◆西鉄旅行・九州営業推進課 堂本貴史課長
「旅行需要というのが全くもって今低迷しているものですから、職場の方、学校の方、話としては1から立ち上げることなので、そこのお手伝いということで始めた」

西鉄旅行が売り出した「ワクチン職域接種運営サポートパッケージ」。

職域接種に必要な社員の予約管理や会場設営などを、一括して手配するプランです。

もともと大規模な学会などの運営も請け負ってきた西鉄旅行は、参加者のスケジュールや予約などを管理する既存のシステムをワクチン接種の予約用に改修しました。

自社のコンベンション施設を会場として斡旋するほか、貸し切りバスによる送迎も提案していて、これまでに数十件の問い合わせがあったといいます。

◆西鉄旅行・九州営業推進課 堂本貴史課長
「各企業の方が時間のないままスタートしていますから、伴走していって1日でも早く平穏な社会になって、それこそ旅行需要が戻れば私どもとしても本業になりますので、この事業で皆さんに貢献していきたい」

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