里見香奈女流4冠(29)が2日、福岡県飯塚市で行われた第32期女流王位戦5番勝負第3局で、タイトル戦初登場の山根ことみ女流二段(23)を下した。シリーズ3連勝で防衛し、3年連続7期目の女流王位を獲得した。同時にタイトル獲得通算44期(内訳は清麗2、女王1、女流王座4、女流名人12、女流王位7、女流王将7、倉敷藤花11)とし、2009年(平21)11月に清水市代女流七段(52)が達成した通算43期獲得を約12年ぶりに抜いて、単独トップとなった。
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【女流棋士制度】
女流棋士制度は、男女の区別がないプロ棋士(四段から)とは別に、1974年(昭49)に確立された。故大山康晴十五世名人が、女性や子供への普及を充実させることも狙いとして提唱。同時に女流棋戦初のタイトル戦として、女流名人戦も創設された。
第1号は蛸島彰子女流六段(引退)。最初は蛸島ら6人が1期生となった。その後、林葉直子さん(退会)や中井広恵六段、清水市代七段ら、現在50代の棋士が台頭し、タイトル争いを繰り広げた。今世紀に入ると、プロ野球で言う「松坂世代」の80年生まれ組である矢内理絵子五段、千葉涼子四段、石橋幸緒さん(退会)が、「第3勢力」として加わってきた。
現在は平成生まれの里見と西山朋佳3冠でタイトル7つを分け合う。「2強」を同じ平成生まれの伊藤沙恵三段、加藤桃子三段が主軸になっている。
女流2級からプロとして認められ、現在は日本将棋連盟や日本女子プロ将棋協会のどちらかに所属するか、中井のように「フリー」として活動する。成績優秀者は竜王戦、朝日杯などといった男性棋士が参加する公式戦にも出場可能。今は現役、引退や退会、物故者を合わせて約100人。
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