世界中の何十万人ものアスリートが競い合う最大規模の参加型スポーツイベント「クロスフィットオープン」。コロナ禍で多くのスポーツが無観客や観客数に制限が設けられる中で試合が行なわれるというのに、一体どうやったらそんなに大勢で競技できるのだろうか――。
昨年は20万人以上が参加、2021年は3月11日に開幕
世界中の何十万人ものアスリートが競い合う最大規模の参加型スポーツイベント「クロスフィットオープン」。コロナ禍で多くのスポーツが無観客や観客数に制限が設けられる中で試合が行なわれるというのに、一体どうやったらそんなに大勢で競技できるのだろうか――。
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クロスフィットオープンとはオンラインでスコアを競い合う大会だ。オンラインとはいえ、eスポーツとは異なり、全身の運動を含むワークアウトでスコアを競う。参加者は所属先のジムや家でのワークアウトのスコアをクロスフィット本部に提出。そのスコアがウェブ上の順位表に載るので、リアルタイムで世界中のクロスフィットアスリートと競い合うことができる。2011年に始まった新しいイベントだが、世界的な人気を誇り昨年は20万人以上が参加した。
■大会概要
クロスフィットオープンは年に1度行わるが、今年は3月11日に開幕。3週間に渡って行われる。毎週金曜日、午前9~10時の間に1種目以上のワークアウトがクロスフィットゲームズの公式ウェブサイト上で公開される。参加者は出されたワークアウトを行い、その次の火曜日、午前10時までにスコアを提出する。
■参加資格
クロスフィットを始めたばかりの人から、筋トレのプロまで誰でも参加することが可能。今年から障害者部門も新たに新設され、今まで開催されていたティーンズやマスターズ部門(今年から60-64歳と65歳以上が新設)も含め、あらゆる人に開かれたスポーツイベントとなっている。
■必要な器具
ジムでも自宅でも、器具の有無に関わらず、競技に参加することが可能。今年から新設されたカテゴリー「エクイップメントフリー」では自体重を用いた動作のみで構成されるワークアウトで順位を競うことができる。
またもう1つ新設された「ファウンデーション」はクロスフィットを始めて間もない初心者向けの器具を利用した取り組みやすいワークアウトで、今年必要な器具はバーベル、懸垂のバー、縄跳びのロープ、ダンベル、ボックスと発表されている。
■実際に行われるワークアウト
基本的に、ウェイトリフティング(重量挙げ)や器械体操の動きがワークアウトに含まれている。例年はマシーンを使ったボート漕ぎが含まれていたが、今年は縄跳びなどのカーディオ運動が加わる。規定の時間内に出来る回数、または時間を競う。「エクイップメントフリー」では自体重のみのジャンプ動作や腹筋動作などが競技となる。
■参加方法
クロスフィットオープン公式サイトより参加登録が可能。自宅からでも参加可能な“世界大会”。あなたもクロスフィットオープンに挑戦してみよう!
(THE ANSWER編集部)
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