県内で二〇一九年度に開催された学会や大会などのコンベンションの参加者数は八万七千六百十五人となり、前年度比二万一千三百四十三人減と、現行手法で調査を始めた〇六年度以降初めて減少した。開催件数も三百件で同二十一件減と一二年度以来となる減少になった。新型コロナウイルスの影響が要因とみられる。県が発表した。(酒井翔平)
一五年の北陸新幹線金沢開業の効果もあり、近年は件数、参加人数とも右肩上がりの状況だった。一九年度も、昨年十月に富山市の富山国際会議場であった「世界で最も美しい湾クラブ」の総会など大規模コンベンションが多数開催され、当初は前年度並みの勢いを見せていた。
だが新型コロナウイルスの感染が県内で拡大した三月以降は、中止や延期が相次いだ。県によると、三月は企業説明会など三十件で約一万人の参加を見込んでいたが、実際に開催されたのは一件だけで、参加者は二百人だった。
二〇年度も、開催が予定されていた大規模、国際規模コンベンション計二十四件のうち、すでに十四件の中止、延期、ウェブ開催の変更が決まっており、厳しい状況が続きそうだ。
県観光振興室によると、参加者一人当たりで平均六万八千円の消費効果がある。担当者は「県内での消費が少なくなり、経済的な影響も大きい」と話した。
今後は、県内会場をアピールする動画の作成やビデオ会議ソフトを活用したPRセミナーを実施し、感染状況が落ち着き次第、首都圏などでの誘致活動を強化していく。
調査は規模が北陸三県以上で参加者が五十人以上の学会、会議などを一件とカウントしている。
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