兵庫県加古川市は、市内在住の65歳以上を対象に「見守りサービスのおける健康寿命延伸サービスの実証実験」の参加者を募集している。募集は7月30日に開始し、実験期間は2021年3月まで。参加に同意した人が機器を設置し次第スタートする。参加者の日常の行動状況や睡眠の状況、家電の利用状況など、センサーを介して収集したデータを分析し、ヘルスケアなどの分野へ応用する狙いだ。
今回の実証実験は、2019年8月5日に加古川市と綜合警備保障(以下ALSOK)、西日本電信電話(以下NTT西日本)、ジョージ・アンド・ショーン(東京都渋谷区)が覚書を締結して進めているもの。
市はALSOKとともに官民連携のICTを活用した「見守りサービス」など、都市の安全・安心を実現するスマートシティプロジェクトを推進してきた。今後増加する認知症患者受け入れの解決策として、軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairmentの略。健常な状態と認知症の中間にあたる。認知機能の低下が見られるものの日常生活に支障をきたさない範囲にとどまるため、周囲に異変を気づかれにくい)の検知エンジンを開発していたNTT西日本とジョージ・アンド・ショーンと連携。MCI検知エンジンに見守りサービスで蓄積してきた位置情報などのデータベースを活用させることで、健康寿命の延伸と社会保険費削減につながる新たなサービス開発を行う。市は今後、収集したデータの分析結果を活用し、かかりつけ医や介護施設などとの連携も検討しているという。
実験への参加者は、同意書を送付後、自宅に送付される見守りタグや睡眠センサーを設置し、10〜11月に予定している面談に協力。2021年3月頃に機器を撤去するまで機器を携帯・使用しながら普段通りの生活を行う。市は参加者のインセンティブとして、見守りタグや睡眠センサーの無料貸与、QUOカードの進呈を提示している。
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August 13, 2020 at 11:39AM
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加古川市が健康寿命延伸サービス実証実験、参加者の行動情報をセンサーで収集 - 新公民連携最前線
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