2012年の米大統領選に共和党から出馬した実業家のハーマン・ケイン氏が30日、新型コロナウイルスによる感染症COVID-19のため死亡した。74歳だった。新型ウイルスのためアメリカで亡くなった約15万人の中でも、特に有名な1人。
ケイン氏の公式サイトには、「ハーマン・ケイン。私たちのボスで友人で、大勢にとって父親のような存在だった彼が、亡くなった」と書かれている。
ケイン氏のソーシャルメディア・アカウントは入院後の容体について、頻繁に情報を発信していた。7月7日には関係者がツイッターで、「酸素濃度を適正に保つよう医師たちが努力している」、「これは厳しいウイルスだ」と書き、「祈り続けてください」と呼びかけていた。
訃報を受けてトランプ氏はツイッターで、「友達のハーマン・ケイン、強力な自由の声、あらゆる良いことの声だった彼が、今朝亡くなった。素晴らしい経歴で、私を含めて彼と一度でも会ったことのある人は誰でも、彼が大好きだった。とても特別な人、アメリカの愛国者で、素晴らしい友人だった」と追悼した。
2012年大統領選で共和党の候補指名をケイン氏と争った末、共和党候補になったミット・ロムニー上院議員も、「ビジネスや政治や政策を強力に推進したハーマン・ケインが、COVIDとの闘いに敗れたことを、悲しく思う」とツイートした。
ハーマン・ケイン氏とは
用務員の父と清掃係の母の間に、米南部テネシー州に生まれた。大学で数学を学んだ後、海軍勤務を経てコンピューター科学で修士号を取得した。
キリスト教バプテスト派の牧師やラジオ司会者、実業家など、様々な経歴を重ねた後、ピザ・チェーン「ゴッドファーザー・ピザ」の最高経営責任者になった。
大統領選に出馬した際には、累進課税制度に反対。また、外交などの知識不足を問題視されると、「揚げ足取りねらいの質問には答えない」と記者団に告げていた。
「ウベキ、ベキ、ベキ、ベキ、スタン、スタンの大統領は誰かと聞かれたら、『知らないよ』と答えるつもりだ。じゃあ君は知っているのかって」
選挙戦の当初は人気を集めたが、やがて複数のセクハラ疑惑が相次いで浮上した。ケイン氏は疑惑をすべて否定したが、支持率は急落し、ケイン氏は出馬をとりやめた。
この時の大統領選で共和党候補になったロムニー氏が、再選を目指したバラク・オバマ大統領(当時)と争い敗れている。
2019年にはトランプ氏が、連邦準備制度理事会(FRB)の理事に就任させようとしたが、複数の共和党上院議員がこれに反対したため、トランプ氏は指名を撤回した。
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July 31, 2020 at 11:36AM
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米大統領選の元候補、新型ウイルスで死亡 トランプ氏の集会に参加 - BBCニュース
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