トップページ > 「農の創造ワークショップNabari ～参加・体験型研修で学ぶ～」を開催します
更新日：令和2年4月3日
名張市は、伊賀米・伊賀牛・ブドウなど、県を代表するブランド産品の生産地ですが、一方では、総耕地面積や平坦農地が少なく、自給的な「小さい農業」が特色でもあります。
この「小さい農業」を「小規模だからこそ様々な価値が生み出せる！」と捉えなおし、目標をもって農業に取り組もうとする担い手を育成したいと考えています。
「小さい農業」の強みを発揮し、弱みを克服するために、何が必要で、何をすべきなのかを、参加・体験型研修で学びます。
1．開催概要
コーディネーター（株式会社風農園 田上 堅一さん）と参加者・参加者相互の意見交換、演習、実践的な農場実習（希望者のみ）を行います。
カリキュラムの内容は、「6．開催場所・ワークショップの内容等」の通り計画していますが、「与えられる取組」から「参加者が自ら創りだす取組」とするため、コーディネーターと参加者が協議し決定していきます。
2．対象
名張市内在住、市外在住は問いません。
（1）新規就農を希望する人
（2）何らかの目標（販売や有効な農地利用）を設定し、意欲的な農業経営をめざす人
（3）経営改善をめざす農業経営者 など
3．募集人数
10名 ※定員を超える場合は、「参加申込書」の記載内容により選出します。
4．受講料
年間受講料 10,000円
5．コーディネーター
株式会社風農園 代表取締役 田上 堅一さん
JAの営農指導員として10年余り勤めた後、平成21年に独立。
名張駅近くの住宅地と蔵持地区にビニールハウスを構え、いちご・トマト・メロンなどを栽培する。露地では、米・麦のほか、キャベツなど季節に合わせて数種類の野菜を栽培している。
顧客起点の経営をめざしており、マーケティング志向を重視している。
自らも農業への新規参入者であり、参入希望者にも説得力ある話ができる。
6．開催場所・ワークショップの内容等
≪開催場所≫
株式会社風農園直売所（名張市東町）
≪ワークショップの内容等≫
年間6回開催予定
※3回目以降の「テーマ」・「主な内容」は現時点の想定素材で、参加者の意向や意欲を加味した上で、今後決定します。
＜第1回＞
(1)開催日時：5月23日（土曜日）15時～17時
(2)テーマ：風農園の経営戦略
(3)主な内容
○開講式、オリエンテーション、自己紹介
○風農園の経営戦略を例にして、農業経営の重要ポイントを紹介。（総論）
＜第2回＞
(1)開催日時：6月28日（日曜日）10時～16時
(2)テーマ：生産
(3)主な内容（各論1）
○生産技術ゼロからどのように技術力を高めていったか
○産地ではどんな努力をしているか（県内事例視察）、必要な技術など
＜第3回＞
(1)開催日時：7月19日（日曜日）10時～12時
(2)テーマ：販売
(3)主な内容（各論2）
○農業での様々な販売形態
○風農園での販売の考え方
○考えられる新しい販売方法など
＜第4回＞
(1)開催日時：10月 10時～12時 ※開催日は今後決定
(2)テーマ：発信
(3)主な内容（各論3）
○農業における発信力とは
○「小さい農業」こそ発信力が必要
○風農園の取組、デザインの力など
＜第5回＞
(1)開催日時：11月 10時～12時 ※開催日は今後決定
(2)テーマ：信頼
(3)主な内容（各論4）
○農業経営の基盤となる「信頼」とは
○風農園は何を意識してきたか、努めてきたかなど
＜第6回＞
(1)開催日時：1～3月 10時～12時 ※開催月日は今後決定
(2)テーマ：作品
(3)主な内容（各論5）
○いちごを、“商品”ではなく“作品”として扱う風農園の厳格な収穫・選別作業の実際を学ぶ
○商品性を高めるための販売時の工夫を考え実践するなど
7．農場での実習（オプション）
○希望者向けに、ワークショップ当日の午後、株式会社風農園農場での実習を企画しています。
○また、希望者向けに、ワークショップ以外の日でも、次のような実習を検討しています。
例1）特定作物（イチゴなど）の栽培全般から販売までの一連の過程を体験する。
例2）短期（1日、数日間）での農業体験。
※希望者と株式会社風農園で相談し、内容を検討し決定します。
8．申込方法
下記参加申込フォームに入力して送信してください。
9．申込期限
令和2年5月7日（木曜日）
※5月中旬に参加の可否について連絡します。
10．その他
新型コロナウイルスの今後の感染の広がりや国の方針などを踏まえて、開催の延期や中止を行う場合があります。
このページに関する問い合わせ先
産業部 農林資源室
電話番号：0595-63-7625（農林業振興）・0595-63-7635（農村整備）
ファクス番号：0595-64-0644
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