2020年03月22日07時13分
新型コロナウイルスの世界的流行が、日本と諸外国の防衛交流にも影響を及ぼしている。安全保障関連の多国間会議が軒並み取りやめとなったほか、自衛隊と他国軍の共同訓練に中止も出始めた。防衛省では「数カ月なら問題ないが、年単位となれば話は別」(幹部)と、抑止力維持や信頼醸成の面から懸念が出ている。
防衛省は3月に入り、初開催を4月初旬に予定していた太平洋島しょ国との国防相会合と、東南アジア諸国や米中両国が参加する局長級協議の延期を発表。同省関係者は、在日米軍との定例会議や幹部の海外出張が「ほぼ全て流れた」と明かす。
部隊レベルでも一部の共同訓練が中止に。陸上自衛隊が参加するオーストラリアでの射撃競技会「AASAM」は開催を見送られ、海上自衛隊の練習艦2隻がマーシャル諸島、ミクロネシア連邦への入港を拒まれ、寄港地を変更した。海自幹部によると、寄港地の確保は「日々調整が必要」な状況。河野太郎防衛相は記者会見で「防衛協力に影響が出ているのは否めない」と認めた。
各国が新型ウイルス対応に追われる一方、日本周辺の軍事的脅威に変化はない。北朝鮮は3月2、9、21各日に短距離弾道ミサイルを発射。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国公船の活動はほぼ毎日確認されている。
防衛省は関係国との連絡・調整を、テレビ会議や電話などの代替手段で補う方針。制服組の幹部は「国内の訓練を通常通り行い、練度を維持するしかない」と語る。
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March 22, 2020 at 05:20AM
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新型コロナで防衛交流停滞 共同訓練中止、抑止力に懸念 - 時事通信ニュース
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