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Monday, February 17, 2020

新型肺炎で中止拡大 東京マラソン一般枠、天皇誕生日一般参賀 - 中日新聞

 新型コロナウイルスによる肺炎(COVID(コビッド)19)を巡り、厚生労働省などは十七日、相模原市の病院に勤務する女性看護師やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に派遣された同省の男性職員らが感染していたと発表した。クルーズ船では日本人四十三人を含む九十九人、愛知県では六十代男性の感染が新たに確認され、国内の感染者は計五百二十人となった。三月一日に開催される東京マラソンで一般参加者の出場が取りやめになるなど影響が拡大する一方、同省は相談・受診の目安を公表。四日間以上の発熱などが続く場合、全国の「帰国者・接触者相談センター」に連絡するよう国民に呼び掛けた。

 東京マラソン財団は十七日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、三月一日に開催される東京マラソンで一般参加者の出場を全面的に取りやめることを発表した。10キロの部と「東京マラソンEXPO」などの関連イベントも中止する。事態が深刻さを増す中、大会約二週間前に異例の決断となった。

 財団は「東京都内において複数の感染者が確認される中、多くの一般ランナーが参加する大会を実施することは困難との結論に達した」とコメントした。

 東京マラソンは国内最大規模のレースで、一般ランナー約三万八千人がエントリーしていた。来年の大会の出場権を与えるが、現時点では参加料やチャリティー寄付金はエントリー規約に基づき返金せず、来年も別途参加料が必要になるとしている。ただ参加料の取り扱いについては、今後さらに検討する方針。

 東京五輪の男子代表選考レースの一大会にもなっており、招待選手や男子でマラソン2時間21分以内の記録を持つなど条件を満たした選手によるエリートレースは実施。男子、女子、車いすの部を合わせて約二百人が発表されている。

 宮内庁は十七日、感染拡大を受け、天皇陛下の即位後初の誕生日に伴う二十三日の一般参賀を中止すると発表した。記帳の受け付けも中止する。

 池田憲治次長は「特殊な密集状況となるため、関係省庁と情報を交換するなど慎重に検討して中止を決めた」と述べた。天皇、皇后両陛下にも報告した。一般参賀は皇居・宮殿の東庭を会場に、両陛下が秋篠宮ご夫妻らと午前中に三回、長和殿のベランダに立ち祝意を受ける予定だった。

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