令和3年11月4日
日本の気象レーダー等の海外展開支援のため、アジア各国の国家気象水文機関が参加する「気象レーダー観測に関する国際ワークショップ」を令和3年11月8日(月)~10日(水)にオンラインで開催します。
気象庁は、防災インフラの海外展開に向けた官民の取り組みの一環として、先進的な性能を有する日本製気象レーダー/ライダー(以下「気象レーダー等」)の海外展開を推進しています。
本ワークショップは、アジアの6か国の国家気象水文機関からの参加者に我が国が持つ気象レーダー等の性能及び活用に係る知見を提供し、その優位性について理解を広げることで、我が国の気象レーダー等の海外展開を後押しするものです。新型コロナウイルス感染の影響で人の往来が制限され、各国の国家気象水文機関が新しい情報に接する機会が限られていることが見込まれるため、今般、オンラインで本ワークショップを開催し、最新の情報の提供を行います。
本ワークショップでは、我が国の最新の二重偏波固体素子レーダーの特長、気象庁における運用実績や防災気象情報への活用状況等を紹介します。また、気象庁の現業レーダーやメーカーの製造工場のオンライン見学等を実施する他、気象レーダー観測の課題や展望について意見交換を行います。
気象庁では、今後も各国の国家気象水文機関との最新の気象レーダー等に係る知見や課題等の共有等を進め、我が国の気象レーダー等の海外展開を支援します。
<日時・場所>
令和3年11月8日(月)~10日(水)オンライン開催
<日本側参加者>
気象庁、総務省、国土交通省水管理・国土保全局、国内気象レーダーメーカー(東芝インフラシステムズ株式会社、日本無線株式会社、古野電気株式会社、三菱電機株式会社(五十音順))
<海外参加者>
インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、トルコ、ベトナムの国家気象水文機関の観測部門責任者等
(※非公開です。冒頭撮影希望の報道機関は11月5日12時までにご連絡ください。
(内容について)大気海洋部観測整備計画課 峯松・川崎
電話:03-6758-3900(内線4285・4286)
(冒頭撮影について)総務部広報室 松元
電話:03-6758-3900(内線2184)
からの記事と詳細 ( 気象庁|報道発表資料 - jma.go.jp )
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