【新華社サンフランシスコ11月2日】米アップルはこのほど、同社が2030年末までの実現を掲げるサプライチェーン(供給網)と製品ライフサイクルでのカーボンニュートラル(炭素中立)目標に、中国サプライヤーが重要な役割を果たしていると表明した。同社が2015年にサプライヤー・クリーン・エネルギー・プログラムを導入して以降、中国サプライヤーはクリーンエネルギー転換を着実に進めているという。 同社によると、同プログラムに参加する世界のサプライヤーの約3割を中国企業が占めている。 アップル副社長で大中華地区社長の葛越(Isabel Ge Mahe)氏は「これほど多くの中国各地の企業が、われわれの重要な活動に加わり、われわれの地球を守り、中国のグリーン(環境配慮)化転換に貢献しているのを見て感激している」と語った。 アップルでサプライチェーンの環境対策を担当するシニアディレクターのサラ・チャンドラー氏は新華社の取材に対し、同プログラムに参加する中国サプライヤーの多くは、既に既存のソリューションを最大限に活用して再生可能エネルギーを使用しており、中国の再生エネルギープロジェクトもサポートしていると述べた。 アップルは昨年7月、30年までに全事業、生産・サプライチェーン、製品ライフサイクルにおいてカーボンニュートラル、すなわち温暖化ガス排出量の実質ゼロを実現させると発表した。この目標に向け、同社は再エネ転換したサプライヤーを増やし、製品での循環型原材料の使用を強化するほか、コミュニティーの気候変動対応の支援に取り組むプロジェクトを設立する。
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