市川三郷町の町長らが官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたことを受けて、町は再発防止策などを検討する委員会を設置し、４日第１回が開かれました。
市川三郷町は、先月、久保眞一町長（８２）ら３人が官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたことをうけて、入札の手続きなどの検証や再発防止策を検討するための委員会を設置し、４日町役場で１回目の委員会が開かれ、各課の課長など２０人あまりが参加しました。
委員会は非公開で行われましたが、町によりますと町として先週から事件となった入札の経緯の検証や再発防止に向けて県と情報交換を行なっていることなどが報告されたほか、各課からは事件発覚後に指名競争入札に参加する業者への通知方法を変更する対応を行ったことなど業務の変更に関する報告があったということです。
町によりますと委員会では今後、入札手続きや業者の選定方法などの検証を進めるほか入札以外の業務についても問題がないか改めて見直しをすすめ、今月中に経過を報告書にまとめた上で一度公表するということです。
また、町では委員会に専門的な知識を有する外部の有識者を招くことも検討していて、人選や予算などについて県や議会と協議を進めるとしています。
町長の代理を務める一瀬浩総務課長は、「今回の事件を職員１人１人が私ごととして捉えて改めて見直す必要がある。委員会は今後、節目で中間報告を行いながら進めていきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 町長ら逮捕の市川三郷町 談合再発防止で１回目の検討委員会｜NHK 山梨県のニュース - nhk.or.jp )
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