長崎県大村市では、衆議院選挙の投票に行ってもらおうと投票を済ませれば割引サービスを受けられる「選挙割」が市内の３０店舗以上で行われています。
大村市では若い世代に政治や選挙に興味を持ってもらおうと、おととしから「選挙割」が行われていて、今回の衆議院選挙でも、期日前投票を含めて投票を済ませて選管から発行される「来場カード」を参加店舗で提示すれば割り引きなどのサービスを受けられます。
「選挙割」に参加するのは大村市内のレストラン、居酒屋、レンタカー店、それに写真店など合わせて３１店舗で、これまでで最も多くなっています。
なお、特定の候補者の応援にならないよう、候補者の３親等以内の親族が運営したり、候補者のポスターを貼ったりする店舗はこの取り組みに参加できないとしています。
参加店舗の菓子卸業者は「投票に行くきっかけ作りをしている点に賛同した。自分たちで政治家を選ぶという意識づけにつながると思う」と話していました。
企画したグラフィックデザイナーの久米真弓さんは「選挙の話をするきっかけにしてほしいし、選挙割を通して大村の未来を考える機会にしてほしい」と話していました。
大村市の選挙割の期間は、来月７日までとなっています。
選挙の投票をすることで店での割引サービスを受けられる取り組みは、長崎市などでも行われています。
運営会社によりますと、現在、長崎市内を中心に、飲食店など１７の店舗で飲み物の提供や料金が割り引きされるなどの特典があるということです。
からの記事と詳細 ( 衆院選投票で割引サービス 大村市の店舗で「選挙割」｜NHK 長崎県のニュース - NHK NEWS WEB )
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