2021年03月26日09時42分
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は25日、テレビ首脳会議を開いた。米国からオンラインで参加したバイデン大統領と意見交換。新型コロナウイルス対策や気候変動、民主主義推進など幅広い分野で連携を強化し、トランプ前米政権下で傷ついた米欧関係を再建することを確認した。
米大統領がEUの全加盟国首脳の会議に参加するのは2009年のオバマ大統領(当時)以来。ミシェルEU大統領はバイデン氏に対し、「より公平でグリーン(環境に優しい)、民主的な世界を構築するため結束しよう」と呼び掛けた。
ミシェル氏は、対中国やロシア、イラン政策などの地政学的課題での連携のほか、コロナワクチンの生産や供給増に向けた協力も訴えた。
米EUは22日に新疆ウイグル自治区での人権侵害をめぐる対中制裁をそれぞれ決定。足並みをそろえる動きが出てきた。ただ、貿易摩擦解消やイラン核合意への米復帰など、米欧間に残された難題も少なくない。
首脳会議では、加盟国間でもコロナ対策や対ロシア、トルコ政策などを協議。当初予定した2日間の日程を切り上げ、この日で終了した。 ![]()
からの記事と詳細 ( 米欧関係再建を確認 バイデン大統領が参加―EUテレビ首脳会議 - 時事通信ニュース )
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