【ロンドン=池田晋一】英政府は30日、日豪など11か国が参加する環太平洋経済連携協定(TPP)について、2月1日に正式に参加申請すると発表した。今春にも参加交渉が始まる見通しだ。英国の加盟が実現すれば、2018年12月のTPP発効以来、発足国以外で初めてのケースになる。
英国のエリザベス・トラス国際貿易相が1日朝(日本時間1日午後)、TPPの議長国を務める日本の西村経済再生相と、参加申請をとりまとめるニュージーランドの担当相に電話で伝える。昨年1月末の欧州連合(EU)離脱後、EUとの自由貿易協定(FTA)を除き、初の大規模な多国間貿易交渉となる。
ジョンソン首相は声明で「TPP参加申請は、世界の友人やパートナーと、最高の条件でビジネスを展開したいという英国の野心を示している」と述べた。
日本政府は英国に対し、参加交渉での協力を表明しており、TPPの枠組みを活性化させたい考えだ。中国や韓国も、参加に前向きな意向を表明している。
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