ヤクルトは21日、東京都内の球団事務所で1、2軍監督コーチミーティングを行い、2年目の飛躍が期待される奥川恭伸投手(19)の春季キャンプ1軍スタートが決定した。球団首脳は球春到来を初めて1軍で迎える次代のエース候補を特別メニューで育成する方針。沖縄県浦添市でのトレーニングで「奥川補完計画」を発動する。
その概略を高津監督は「別メニューではないが、スローイングメニューをしっかりキャンプ前にキャンプ全部のメニューを決めて入っていく形。みんなと同じようにバンバン投げるわけではない」と説明。さらに「沖縄のキャンプに参加するだけで、いろんなことが学べる。投げること、技術的なこと以外で経験させてあげたい。プロ野球を分かってほしい気持ちが強い」と語った。
石川・星稜高からドラフト1位で入団した昨季のキャンプは、新人合同自主トレ中に判明した右肘の軽い炎症の影響で2軍スタート。そんな奥川は7月にも上半身のコンディション不良があり、1軍登板は昨季最終戦の1試合のみに終わった。
「どれだけ成長してグラウンドに立ってくれるかというのはすごく楽しみ」。指揮官が期待を込める2年目の本格スタートは球数制限などのけが防止を重視。万全のサポートで1軍で戦う土台を作り上げる。
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