複数の日米韓関係筋によれば、元々、日米韓防衛相会談の開催に積極的だったのは韓国で、5月ごろから日米両国に働きかけていたという。米国も東シナ海や南シナ海での中国の活動が活発になっていたほか、香港の民主化問題、新型コロナウイルスの感染拡大問題などで、米中の対立が激しくなったため、この動きを歓迎して調整を進めていた。 ただ、新型コロナの影響で人的往来が制限されたこともあり、調整が難航。8月29日のグアム会談は、ようやく米側がひねり出した日程案だった。 だが、韓国側は米側の要望に対して、鄭国防相の参加は難しいと返答した。理由は、8月に韓国で米韓合同軍事演習が行われることと、韓国国防相の交代人事が行われる可能性があるというものだった。 関係筋の1人は、韓国側の説明は理解しにくい点があると指摘する。「演習は28日までだったし、国防相が必ず国内にいる必要はなかったのではないか」と語る。 また、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、鄭国防相の後任に徐旭(ソ・ウク)陸軍参謀総長を指名したが、国会の聴聞会を経るまでは鄭氏が現職にとどまる。米国にすれば、中国に対して強固な日米韓協力をアピールするのが狙いなので、退任間際であろうと、就任早々であろうと、韓国国防相が参加することに意味があった。 韓国が参加に難色を示した背景には、6月に南北連絡事務所を爆破した北朝鮮を刺激せず、米中間でうまく立ち回りたい韓国大統領府の意向が働いていたようだ。韓国外交省も8月上旬に開いた政策調整会議で、米中間のどちら側にもくみせず、あいまいな政策を維持する方針を再確認したという。 ただ、米国は今回、日米韓防衛相会談の日程を再調整せず、日米だけでの開催に踏み切った。関係筋の1人によれば、米国は、中国の在ヒューストン総領事館の閉鎖や香港問題などを巡る対中国制裁に乗り出している。11月には米大統領選も控えているため、これ以上、日程を遅らせることはできないという判断があったという。
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September 02, 2020 at 09:33AM
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日米防衛相会談、参加するはずだったもう一人の閣僚 防衛協力に消極的な韓国、背景に「中国と北朝鮮」(GLOBE+) - Yahoo!ニュース
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