【ニューヨーク=吉田圭織】国連は9日、白人警官による黒人男性の暴行死で全世界に広がっている抗議デモについて、職員が個人的に参加することは許されるとの立場を発表した。以前は参加しないように指導していたが、内外から批判が相次ぎ、修正した形だ。
国連のグテレス事務総長は9日、職員宛ての書簡で「個人的なデモの参加は禁じていない」とし、人種差別問題に対して「中立的な立場をとるように求めた訳ではない」とも指摘した。
日本経済新聞が入手した3日付の職員宛てのメールでは、国連は「デモ参加は国際公務員に必要な独立性・公平性の立場に合致しない」とし、参加は不適切との見解を示していた。職員が新型コロナウイルスに感染するリスクや暴動に巻き込まれる危険性を挙げ、職員が拘束された場合は組織の悪評にもつながると警告する内容だった。デモ参加の代わりに、個人のSNS(交流サイト)で国連のプレスリリースの内容や高官の発言を発信するように呼びかけた。
職員のデモ参加禁止に対して国連は内外から批判を浴びた。7日には国連で平和的な集会や結社の自由を担当するクレモン・ブレ特別報告者が「国連はいままで差別との戦いの最前線に立ってきた。国連職員のデモ参加は許されるべきだ」との声明を出した。ツイッターでは、国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウオッチなどの職員からも批判の声が上がっていた。
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June 10, 2020 at 02:15AM
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国連、職員のデモ参加を容認 内外から批判受け - 日本経済新聞
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