オムロンの山田義仁社長は23日、京都市内で開いた株主総会で、スペインで始まった自動の人工呼吸器を開発するプロジェクトに参画したと明らかにした。同社が設計やプログラミングなどを支援し、制御機器や電子部品を提供する。すでに製品を開発し、スペイン国内で提供も始めた。山田社長は「感染が拡大するブラジルやエクアドルでの導入が検討されている」と期待感を示した。
オムロンの山田社長は「感染拡大が続くブラジルやエクアドルなどで自動の人工呼吸器の導入が進む」と話した（23日、京都市内での株主総会）
欧州子会社がスペインのNPOを中心としたプロジェクトに参画した。手動タイプの人工呼吸器は看護師らがバッグを加圧して患者の肺に酸素を送り込む必要があり、現場の負担になっていた。オムロンは制御機器により加圧作業の自動化に成功した。
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June 23, 2020 at 02:42PM
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オムロン、人工呼吸器を自動化 スペインの計画に参加 - 日本経済新聞
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