2020年05月28日07時48分
ヤンキースと4年総額5200万ドル(当時約62億円)で再契約した2005年オフ。松井秀喜は、翌年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加しない意向を明らかにした。
米大リーガーも出場するWBCは、シーズン開幕を控えた時期に実施し、投手には球数制限がある。第1回の開催とあって、大会そのものの価値、評価も定まっていなかった。日本代表を率いる王貞治監督から4番候補として期待されていたが、「米国行きを決断した時の大きな夢がおろそかになるのを恐れる」と説明し、参加を辞退した。
マリナーズで活躍していたイチローは代表に名を連ねた。「世界一」を目指す中、松井への風当たりは次第に強くなっていく。「出たくなくて断ったわけではない。批判されることは十分に予想していた」。覚悟の上だった。
2次リーグの米国戦で、日本はタッチアップをめぐる「疑惑の判定」の不運もあって敗れたが、その相手を失点率でわずか0.01上回り準決勝に進出。韓国には大会3度目の対戦で雪辱を果たし、決勝でキューバを破った。劇的な展開もあって、日本国内は沸きに沸いた。
一人取り残されたような格好になった松井。石川・星稜高時代から大きな注目を集め、プロになっても巨人を背負ってきただけに「『アンチ』も絶対にいるし、万人に受け入れられる人間なんていないと思う」のが実感だ。「みんながみんな、自分支持だったら、その人間はおかしくなる。自分への評価のためにそこまでしようとは思わない」。己を貫き、ぶれなかった。
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May 28, 2020 at 05:56AM
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批判は覚悟、ぶれずに WBC参加辞退―松井秀喜、メジャー挑戦の系譜(4) - 時事通信ニュース
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