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新聞を見ながらテーマを考える生徒たち=ぐんま国際アカデミーで |
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◆群馬県・ぐんま国際アカデミー 今井信一先生
群馬県太田市の「ぐんま国際アカデミー」では、複眼的に物事をとらえるための情報源の一つとして新聞を活用しています。切り抜き作品コンクールへの応募二回目となる今回は、高等部一年生六十六人が取り組みました。
全国紙と地方紙合わせて六紙と、英字新聞一紙を、年度初めの三十五日間、十部ずつ購入。生徒たちは、社会科教室と教室前の廊下に並べられた新聞を自由に読み進める中で、テーマを絞っていきました。
テーマを決めるにあたり、取り入れたのが「まわしよみ新聞」です。各自が気になる記事とその紹介文、コメントを用意し、四〜六人のグループで回し読みをして感想を共有しました。他者の視点を元に、テーマへの理解を深めるのに役立ちました。
以前の経験から、テーマに沿った記事を個人で集めるのは大変なので、教室に各自のテーマを張り出し、関連記事を見つけた場合は互いに声を掛け合うよう指導しました。自身のテーマ以外も意識し、視点を広げるのに有益でした。
コンクールの募集要項に「コピーは基本的には使わない」とありますが、図書室に保存された新聞を有効に活用するため、コピーも認めました。また、紙の紙面だけではなく、東京新聞電子版の記事をダウンロードし、それを加工して作品を作った生徒もいました。教育のICT活用が進む中で、将来性のある取り組みだと考えます。
普段新聞を手に取ることの少ない高校生が新聞に触れることは、視野を広げるのに効果的です。見出しや記事の大きさ、目的の記事の周囲にある記事に注目しながら自身の探求テーマを考えることができました。
検索性に優れたデジタル版と紙を、どのように融合させながら新聞を用いた教育を行っていくのかが、これからの課題です。
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April 08, 2020 at 06:23AM
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学校と新聞>切り抜きコン参加校の取り組み紹介(下) まわし読みで視野広げる:NIE:教育(TOKYO Web) - 東京新聞
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