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Tuesday, April 28, 2020

『グランツーリスモSPORT』を用いて元F1ドライバーや現役プロレーサーが参加するふたつのeモータースポーツイベントを開催 - ファミ通.com

現役プロドライバーが『グランツーリスモSPORT』を用いたeモータースポーツイベントに参戦

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、国内外のモータースポーツイベントの開催の延期が相次いでいる中、プレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』を用いたeモータースポーツイベントが行われる。

 ひとつ目のイベントは、トヨタ自動車が展開するモータースポーツブランド“TOYOTA GAZOO Racing”(以下、TGR)が主催する“TGR e-Motorsports Fes”で、中嶋一貴選手や小林可夢偉選手といったF1での活躍経験のあるドライバーから、ニック・キャシディ選手、大嶋和也選手、宮田莉朋選手といったTGRに所属する現役プロドライバーが参戦。

 同イベントの実況はモータースポーツアナウンサーの勝又智也氏が担当し、解説はTGR TEAM SARDのチーム監督を務める脇阪寿一氏が担当。TGRが2020年4月17日に開設したeモータースポーツのためのスタジオ、“e-Motorsports Studio supported by TGR”にて行われる。

 レースの模様は、YouTube LIVEにて配信予定。以下の“TOYOTA GAZOO Racing公式YouTubeチャンネル”より視聴可能。

TOYOTA GAZOO Racing公式YouTubeチャンネル

イベント名:TOYOTA GAZOO Racing e-Motorsports Fes
開催日時:2020年4月29日 14時00分〜16時00分(予定)
参加ドライバー:中嶋一貴、小林可夢偉、山下健太、大嶋和也、坪井翔、国本雄資、関口雄飛、サッシャ・フェネストラズ、平川亮、ニック・キャシディ、石浦宏明、中山雄一、宮田莉朋
実況:勝又智也
解説:脇阪寿一

 もうひとつのイベントは、積極的なモータースポーツ活動を行うスポーツ飲料メーカー、レッドブルが主催する“Red Bull Beat The Pro”で、こちらは国内最高峰レースシリーズ“SUPER FORMULA”に参戦する3人の現役トップドライバー、平川亮選手、ニック・キャシディ選手、ユーリ・ヴィップス選手に挑戦できるオンラインタイムアタックイベント。

 参加方法は、開催期間中に『グランツーリスモSPORT』を起動し、“スポーツ”の中にある“タイムトライアル”を選択し、“Red Bull Beat The Pro”を選べばオーケー。使用するマシンは“SF19”(スーパーフォーミュラマシン:セッティングや設定はすべてイベント内で指定されたものに準拠)で、走行するコースは鈴鹿サーキットとなっている。

 イベント開催期間中は平川亮選手、ニック・キャシディ選手、ユーリ・ヴィップス選手もオンライン参加。3選手が叩きだしたタイムなどは、Red Bullモータースポーツ公式Twitterアカウント(@redbullmotorJP)にて公開されるとのこと。

 タイムトライアルで上位の成績を収めたプレイヤーは、2020年5月に開催が予定されているエキシビションレースで、前述の3ドライバーへの挑戦権が与えられる。

イベント名:Red Bull Beat The Pro
開催日時:2020年4月29日15時00分〜2020年5月6日23時59分まで
参加ドライバー:平川亮(2017年SUPER GT王者)、ニック・キャシディ(2019年SUPER FORMULA王者)、ユーリ・ヴィップス(Red Bull Racing Jr.ドライバー)

“Red Bull Beat The Pro”イベント概要

eモータースポーツトップドライバーの今期の活躍にも期待

 レッドブルモータースポーツは、四輪だけでなく二輪レースのトップカテゴリーでチーム活動を展開しており、世界トップレベルのドライバーやライダーのスポンサードも行っている。

 とくに、レッドブルのジュニアチームはこれまでも数多くの若手選手を育成し、トップカテゴリーへと送り出してきているが、2020年の同ジュニアチームには、“FIA グランツーリスモチャンピオンシップ2018”ネイションズカップの初代チャンピオンであり、“FIA グランツーリスモチャンピオンシップ2019”マニュファクチャラーシリーズでもチームTOYOTAでチャンピオンとなったイゴール・フラガ選手の参加が決定。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今シーズンのモータースポーツは開幕を迎えられていないが、今年はレッドブル・ジュニアチームによるプログラムのもと、チャロウズ・レーシング・システムからFIA F3選手権への参戦が決定している。

 FIA F3選手権は、これまで多くのF1ドライバーを輩出してきたF1の登竜門とも言えるカテゴリーで、世界各国から将来性が有望視される若手ドライバーが数多く集結し、しのぎを削り合う激しいレースが行われている。

 『グランツーリスモSPORT』のトップドライバーが、リアルモータースポーツの世界でどんな走りを見せてくれるのか。シーズンの開幕状況はまだ伝わってきていないが、日本で生まれ『グランツーリスモ』で能力を開花させたイゴール選手のさらなる活躍にも期待したい。

イゴール・フラガ選手公式サイト

イゴール・フラガ選手は、1998年日本の石川県金沢市で生まれ、12才まで日本で育ったという経緯を持つ、日本にとっても馴染みのあるドライバー。幼少期に父親に与えられた『グランツーリスモ』がモータースポーツ活動の出発点となっており、以降リアルとバーチャルのレースで目覚ましい活躍を見せることに。今年の1月〜2月にかけてニュージーランドで行われたフォーミュラ-カーレース“Castrol Toyota Racing Series”で、見事シリーズチャンピオンを獲得。ブラジルF3チャンピオン(2017年)や、フォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ選手権(2019年)での実績もあり、レッドブル育成チーム入りを果たしている。

 前述のように2020年のリアルモータースポーツは、新型コロナウイルスの影響によって開催が見合わせられているが、F1ドライバーを含めた減益のプロドライバーも参戦するさまざまなeモータースポーツイベントが世界各地で行われている。

 このような取り組みができるのは、基本的な技術とスキル、テクニックがリアルモータースポーツとeモータースポーツで共通しているということにほかならないだろう。

 FIA グランツーリスモチャンピオンシップ2020も先日(2020年4月25日)、ステージ1が開幕を迎えたばかりで、4月24日にはトヨタ GRスープラ RZを用いたワンメイクレース“GR Supra GT Cup”のエントリー受け付けも始まっている。

 リアルモータースポーツの開幕に先駆ける形で本格始動を開始したeモータースポーツ。将来のトップドライバーを生み出すかもしれないこれらの大会にも注目したいところだ。

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April 29, 2020 at 08:30AM
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