東京都によると、都内で働く男性の2019年度の育児休業取得率は12%だった。育児に「積極的に参加したほうがよい」「仕事に支障のない範囲で参加したほうがよい」と考える男性は94%に上ったものの、代わりの人材の確保が難しいことや休業中の収入減少、職場が取得できる雰囲気ではないことなどが課題になっている。女性の取得率は96%だった。
調査は都内2500事業所と都内で働く男女5千人を対象に19年9月に実施した。
男性が育児休業を取るうえでの課題として、男性のうち7割が「代替要員の確保が困難」を挙げたほか、5割が「休業中の賃金補償」「職場がそのような雰囲気ではない」とした。「前例がない」も4割あった。
事業所への調査でも93%が「男性が育児に参加したほうがよい」と回答したが、代替要員の確保の困難さが課題に挙げられた。
男性の育児休業の期間は「1カ月以上3カ月未満」が24%と最も多く、次いで「5日以上2週間未満」が16%と多かった。
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April 01, 2020 at 04:12PM
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男性の育児休業12%、9割は育児参加希望 東京都調査 - 日本経済新聞
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