ネバダ州ネリス空軍基地で行われた「レッドブラッグ20-2」演習で、ドイツ空軍のトーネードIDSが、砂漠の厳しい環境の中を超低空で高速飛行するため、数多くの整備員がサポートしています。
パイロットが機体に乗り込み、滑走路に向かう前に全てをチェック、ブレーキからオイルが漏れていた場合には、ジェットエンジンを止めて油圧担当が原因を調査、タイヤを外して原因を突き止め、部品を交換して、再び滑走路に向かいます。
ジェットエンジンに故障が発生した場合、5人で1日かけて重量1トンのエンジンを交換します。故障したエンジンは修理をするため、ドイツに送り返します。
エンジンを交換したトーネードは、エンジンテストを実施します。搭載するロールスロイス・エンジンの推力は、ドライで約40キロニュートン、アフターバーナーを使うと70キロニュートンを超える強力なエンジンです。テストでは、激しい振動と騒音が発生するので、整備士は特別な装備を着用して作業をします。
ドイツから遠く離れたネバダ州の演習でトーネードを飛ばすため、数多くの様々な要員がサポートしています。
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March 24, 2020 at 07:25PM
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砂漠の演習に参加するドイツ空軍トーネード、整備員が総力で支援 - FlyTeam
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